出演者情報・プロフィール
SLEEPWELL
下村唯 Yu Shimomura
振付家・ダンサー・舞台監督
「すべての人と人が共生するための器としてのダンス」を掲げ活動。
ダンス(時には演劇的手法)を使い、身近にある差別などの社会問題に対する自明性を浮き彫りにする。 劇場など限定空間でしか生まれない、’人と人のつながり’を作品の重要な構成要素とし、観客との対話をそのまま作品に取り込む「ダンスコミュニケーション作品」を展開。受け手や場所が抱える問題を捉え、作品を創作する。
日本最高峰のコンテンポラリーダンスコンペティション「横浜ダンスコレクション2019」コ ンペティション1に、35カ国204団体の中から「審査員賞」(グランプリ)・「POROSUS寄付基金Camping賞」の二冠を獲得。
伊達研人 Kento Date
ダンサー
アメリカ生まれの日本人ハーフ。
ニュージーランド国立舞踊大学を卒業し、海外で様々な公演・活動を行なっている。過去には国際的に有名な’Black Grace Dance Company’のフルタイムメンバーとしても活動。コンテンポラリーダンス以外に、映画のスタント・ブレイクダンスなど様々な体の使い方を習得し、多方面に実践。現在はニュージランドのOkareka Dance Companyとの契約と共に、日本での活動も試みている。
アラン・シナンジャ Alain Sinandja
振付家・ダンサー・アフリカンダンスインストラクター
トーゴ出身。パフォーマンスカンパニー「Arts for All」主宰。
ECOLE DES SABLESにてGERMAINE ACOGNYに師事。コンテンポラリーと伝統的なアフリカンダンスを学ぶ。
アフリカ、ヨーロッパを中心に数々のフェスティバルにて作品発表、出演。2017年に来日。その後、神戸新長田にてダンスフェスティバル「AFRICAN CONTEMPORARY NIGHT」「HAPPY AFRICAN FESTIVAL」を企画・主催。
現在は神戸に拠点を置き、国内外にてダンサー振付家、講師として活動中。
ダンサー・振付家
1995年生まれ。埼玉県立芸術総合高校にて舞台芸術を学び、大東文化大学スポーツ科学科入学後モダンダンス部に所属。
卒業後は作品制作・上演を国内外*で行いフェスティバルでの作品上演や、シンガポールではレジデンスを経て現地アーティストと共に作品制作に取り組んだ。近年は他ジャンルアーティストとの共演や、オペラへのダンサー出演、在住する川越市にて野外パフォーマンス企画やリサーチに力を入れている。
*M1 Contact Contemporary Dance Festival / NDA International Festival
福岡ダンスフリンジフェスティバル / TPAM
<受賞歴>
座・高円寺ダンスアワード/横浜ダンスコレクション2017コンペティションⅡ 奨励賞
HDP 新たなる挑戦 コンペティション部門 鈴木ユキオ賞
久保田舞 Mai Kubota
髙瑞貴 Mizuki Taka
振付家・ダンサー
1993年生まれ、富山県育ち。
2002年LaMAMA「The Trojan Women」日本公演への参加をきっかけに、幼少より舞台、ミュージカル、映像など多方面で表現経験を積む。お茶の水女子大学舞踊・表現行動学修士課程修了。学生時代より折田克子に基礎を学ぶ。
ダンサーとして舞台を中心とした多様な作品に参加するうちに、自身の創作に目を向け始める。韓国芸術総合学校、CNDCamping、コンペティション等で作品を上演。現在は「うらの身体性」「フラッシュチョイス」「意志の具現化」に強い興味を持って、身体表現と作品創作を探求しながら、様々な表現者との協働創作にも魅力を感じ積極的に行っている。
土田卓 Taku Tsuchida
コントラバス奏者・日本酒ナビゲーター
桐朋学園大学に学び、現在は静岡県内を拠点に全国各地にてオーケストラや室内楽のほか、独りでのソロライブを行う。また作編曲も手掛け、ダンスや朗読、ヨガ、ライブペイントなど様々な異ジャンルとのコラボと共に、独自の世界観を描く。
日本酒の世界に心酔し、コントラバスとのマリアージュを提案、好評を博しリピーター続出。生酒より火入れ、速醸より生もと系、山田錦より雄町や亀ノ尾、最近はにごりも好きな日本酒ナビゲーター。
ジョン中村 John Nakamura
ドラム・コーラス
1985年1月29日生まれ。東京都出身。16歳からドラムを始め、独学で様々なジャンルを学ぶ。
20歳でメタル・バンドに加入し、全国でのライヴ活動、海外ツアー、海外アーティストの日本公演のサポートを経験。その後様々なジャンルのアーティストをサポートし、2013年夏頃、石井卓とタッグを組み、活動をスタート。
多様な音楽を吸収したドラムは歌心とダイナミックさを併せ持つ。
Photo by 中里吉秀
石井則仁 Norihito Ishii
振付家 / 舞踏家 / DEVIATE.CO芸術監督
1984年生まれ、東京都出身。
17歳からストリートダンスを踊り始め、様々なダンスコンテストにて入賞。スガシカオやDJOZMA、坂本冬美や中村美律子など数々のアーティストのバックダンサーやCM・テーマパークダンサーなどで活躍後、2006年活動場所を舞台空間へ移行。
過去にBABY-Q・大橋可也&ダンサーズ・辻本知彦・大駱駝艦・Antibodies Collective・康本雅子など、様々なDance CompanyやDance Artistの国内外の公演に参加する傍ら、蜷川幸雄や宮本亜門の演劇作品にも出演。
2006年よりコンテンポラリーダンスを辻本知彦に師事。2010年より舞踏を天児牛大に師事。
2007年よりソロ活動を開始し、現代人の肉体に宿る狂気と普遍性のある美をコンセプトに人間の心理に働きかけ、社会の真理を問う舞台芸術作品を作り続ける。
2013年ソウルインターナショナルコレオグラフィーフェスティバルにて当時の総合準優勝のJury Prizeを受賞。その後、韓国・イスラエル・シンガポールなど多くの国で再演をおこなう。
2015年 同フェスティバルにて総合準優勝のSCFアワードを受賞。初の2度受賞という快挙を遂げる。
2010年 コンテンポラリーダンスの殿堂と呼ばれるパリ市立劇場を創作拠点とし、世界45カ国のべ700都市以上で公演をしている舞踏カンパニー山海塾に在籍し、自身の活動も含め27カ国75都市以上で公演を行う。2013年に山海塾が国際交流基金賞を受賞。近年では「卵熱」「HIBIKI」のソロパートも担う。
2021年、元バレエダンサーの草刈民代が芸術監督を務めた「CHAIN of INFINITY」公演に振付家として参加し、舞踏の新しい一面を提示すると共に、多大な評価を得る。
ダンサーの活動と並行して2012年にDEVIATE.CO(プロデュースカンパニー)を立ち上げ、多くの企画を実施。近年ではイタリア・スペイン・韓国・アメリカ・ロシアなど、海外のアーティストを招聘し関東・地方にてダンスシーン向上・一般市民がダンスに触れるプロジェクトを多く展開している。
2017年より空間美術展&舞踏公演「がらんどうの庭」を開催。松本・札幌にて行い続け、2020年には長野県松本市の松本PARCOにて開催。舞踏作品「がらんどうの庭」はスペインでも公演を行う。
職種を超え、海外のカルチャー雑誌のモデルやブランドのモデル、物理学の格子欠陥協会や日本触覚協会、SMの緊縛など、様々な業種とコラボレーションし舞踏の認知拡大・活動場所の開拓をしている。
田中 悠宇吾 Yugo Tanaka
シタール奏者
東京都出身。2008年よりヒマラヤのナーダヨギの精神性とシタールの巨匠の技術を受け継ぐシタール奏者Dr.Gopal Krishan Shah氏に師事。師と共にリシケシ、ヴリンダーバンなど聖地を廻り北インド古典音楽を学ぶ。静寂な朝の水汲みから始まり、虫の音の月夜を迎える師との暮らしはその後、表現に求める音像としての光景の元となる。インド音楽だけでなく、多数のエフェクターを使用したアプローチや、グリッチ、ピンクノイズ等の現代的音楽表現との実験的プロジェクト(Aprl : エイプリル)、映像やダンスなどビジュアルアーツとの共演、芸術祭への参加など多方面で活動。 北インド古典音楽と枯山水などの庭園に共通する精神性を現代的に再解釈し空間芸術として再構築している。
五十嵐 香里 Kaori Igarashi
ダンサー
乳児の時より断続的にさまざまなダンスを経験。2012年よりEtienne Cakpo氏、Kokou Gbakenou氏にコンテンポラリーアフリカンダンスを師事。アフリカンダンスのもつ共同体を生み出す力と癒しの力を学ぶ。2015年モダンダンスカンパニーPilobolusによる老人ホームでのワークショップに参加し、身体能力に制限のある身体に対するダンスの可能性に興味をかきたてられる。以降、ダンスを通して人々を結びつけ、結果として個人の癒しを実現する場を模索。2017年よりAlain Sinandja氏に師事。2019年石井則仁氏、2020年桂勘氏に出会い、「動き」に対する「存在」の比重について考えはじめる。statement: ダンサーを記録する 2020-2021(京都芸術センターCo-program2020 カテゴリーc採択企画)参加。2021年から振り付け作品を発表。現石井組メンバー。パーソナルトレーナー。ファシリテーター。ワシントン州立大学文理学部アジア言語文学科博士後期課程修了。神経生理学に興味がある。
川端 優典
ダンサー
2016年より演出家 岡田圓のもとで演技術や演劇論を学ぶ。
同時に芸道殺陣波濤流 高瀬道場にて殺陣を学ぶ。
2019年には演出家、劇作家で知られる鐘下辰男主宰 演劇企画集団ガジラが行う年間WS 鐘下辰男私塾'19に参加。
作曲家
1960年福井市生まれ。東京大学文学部美学芸術学科卒業。
作曲を三善晃、ピアノをゴールドベルク山根美代子、オーボエを岩崎勇に師事。室内楽からオペラまで幅広く作曲。蜷川幸雄作品をはじめとする舞台、ダンス、テレビや映画などの映像作品に数多くの音楽を提供。
主な作品として、オペラ「エレクトラ三部作」、音楽とダンスと朗読のための「四谷怪談」、音楽朗読劇「銀河鉄道の夜」、オペラ「人魚姫」など。2018年には劇団四季「恋におちたシェイクスピア」、19年森山開次の構成・振付による「HANAGO」の音楽を担当。平成30年度文化庁文化交流使に選出され、南米4ヶ国、ロンドンで自作の室内楽曲のコンサートを、ウィーンではオペラ「人魚姫」の英語版を世界初演した。
笠松泰洋 Yasuhiro Kasamatsu
所沢・雅の会 Tokorozawa Elegance
リコーダーとピアニカによる雅楽
「雅の会」は、所沢市民大学音楽講座を修了した有志が、引き続き笠松泰洋先生の指導をうけ雅楽風音楽を教育楽器で演奏するグループとして2019年4月に結成されました。
現在、笠松先生を含め21名で構成されており、月2回笠松先生の作曲された雅楽風音楽を演奏し、雅楽の世界を楽しんでいるグループです。
雅楽は、日常の生活とはかけ離れた高貴な遠い存在で、その演奏となると触れる機会は少なく楽器も非常に高価でハードルの高い世界ですが、笠松先生が教育楽器で奏でるということを考案され、笙を鍵盤ハーモニカ、龍笛をソプラノリコーダ、筝をウクレレ、琵琶をマンドリンに置き換え、先生の奏でる篳篥とともに雅楽風音楽を演奏して楽しんでいます。
年齢は60歳代から80歳代と幅広く、小学校以来楽器に触れたことの無いメンバーがほとんどです。
「雅の会」のモットーは次の通りです。
・経験に関係なく誰でも楽しく参加できる素人集団で音楽の楽しみを深める
・周りの音を聴きながら阿吽の呼吸で心を一つにして合奏することを目指す
笠松先生の将来構想は、『西洋音楽とは異なり指揮者が居なくても演奏できる日本古来の雅楽を小学生が授業で学べるようにしたい』ということで、「雅の会」もその一助となれるよう努力をしています。
ナナ NANA
俳優・モデル・演技講師・LGBTQ研修講師
オープンリーセクシュアルマイノリティの俳優として、LGBTQ研修講師も務める。
慶應義塾大学文学部卒。元公務員。
どなたも、ハラスメントによって可能性の芽を摘まれることなく、安心して力を発揮できるような、マイノリティの俳優が活躍できるような世の中にすること、マイノリティだと感じる方にご自分の物語だと思って頂けるような、多様な物語をお届けすることを志しています。
出演歴:NHK総合ドキュメンタリー「NeverGiveUpOnENTERTAINMENT あきらめない人々の物語」(2020)/Zoom生配信演劇・モノローグのコンテスト「モノステ」大賞受賞(2020~2022)/渋谷悠氏著『モノローグ集 ハザマ』表紙モデル(2022年論創社より刊行予定) 他。
ナナ公式LINE https://lin.ee/nTplAUN
木村玲奈 Reina Kimura
振付家・ダンサー
青森市出身、東京を拠点に活動中。
4歳よりバレエ・モダンダンスを始め、ダンサーとして活動。2008年から10年間 ショーネッド・ヒューズ (UK) の『Aomori Project』日本公演、海外ツアー等にダンサー、共同振付として参加。2015年より『Odori-Dawns-Dance』に参加し、ショーネッド・ヒューズらと共に行山流山口派柿内沢鹿踊を学ぶ。
2012年、国内ダンス留学@神戸(振付家コース) 1期に奨学生として参加し、振付家として活動を始める。留学時から振付作品・プロジェクト『どこかで生まれて、どこかで暮らす。』を継続し、今年で10年目。10年間で、神戸、青森、横浜、東京、城崎、香港、豊橋、別府、上田で滞在制作・上演を実施。
2022年は東京での公演を予定。環境 (風土) や言葉 (方言) においての身体の変化や状態、人の在り方に興味をもち、城崎国際アートセンター2014年度下半期レジデンス、 Art Camp Tango 2016-17、タスマニア・シドニーでの滞在制作 2017、穂の国とよはし芸術劇場PLAT ダンスレジデンス2018 に参加するなど、国内外様々な土地で創作を試みている。
横浜ダンスコレクションEX2014 作品部門Ⅰ, トヨタコレオグラフィーアワード2014ファイナリスト。
東アジア・ダンスプラットフォーム 1st HOT POT プログラム (香港) 2017 招聘。
2019-20年度 セゾン文化財団セゾン・フェローⅠ。
ダンス当事者たちのコレクティブ「ダンス作戦会議」メンバー。2020年より感染症下での創作、ダンスの在り方を模索する為、東京郊外に「糸口(いとぐち)」という小さな場を構え、ダンスと人・土地の関わり方、移動を読み直しながら、ダンスを後世に残していくことを試みている。踊ること、つくること、生きること、日々模索中。
笠松泰洋 Yasuhiro Kasamatsu
作曲家
1960年福井市生まれ。東京大学文学部美学芸術学科卒業。
作曲を三善晃、ピアノをゴールドベルク山根美代子、オーボエを岩崎勇に師事。室内楽からオペラまで幅広く作曲。蜷川幸雄作品をはじめとする舞台、ダンス、テレビや映画などの映像作品に数多くの音楽を提供。
主な作品として、オペラ「エレクトラ三部作」、音楽とダンスと朗読のための「四谷怪談」、音楽朗読劇「銀河鉄道の夜」、オペラ「人魚姫」など。2018年には劇団四季「恋におちたシェイクスピア」、19年森山開次の構成・振付による「HANAGO」の音楽を担当。平成30年度文化庁文化交流使に選出され、南米4ヶ国、ロンドンで自作の室内楽曲のコンサートを、ウィーンではオペラ「人魚姫」の英語版を世界初演した。
飯森詩織 Shiori Iimori
日本舞踊家
6歳より日本舞踊を花柳貴答師に師事。花柳流師範。2008年坂東玉三郎特別舞踊公演「鏡獅子」胡蝶の精役、2010年新春花形歌舞伎「春興鏡獅子」同役を勤める。
2020年東京藝術大学音楽学部邦楽科を首席で卒業。
平成30年度青山音楽財団奨学生。安宅賞、同声会新人賞、アカンサス音楽賞を受賞。東京藝大アートフェス2021にて「光 ー日本舞踊創作曲ー」が優秀賞を受賞。2021年度第15回奏楽堂企画学内公募、最優秀企画『朔夜姫 』主催。
GEIDAI ARTS in Marunouchi、神田明神「江戸の芸能と祭礼」、GEIDAI ARTS in Marunouchi、「邦楽フレッシュコンサート」、東京大学HASEKO-KUMA HALL「クリエイティヴ・レガシー」、CANAL ART MOMENT品川、「よりみち藝大座」等に出演。
現在、同大学院音楽研究科邦楽専攻修士課程に在籍中。長唄演奏家・日本舞踊家集団《蒼天》メンバー。
伊藤悠希 Yuki Ito
作詩家
2001年、鹿児島生まれ。
Sampo をしながら Poem ををよむ遊び、Sampoemをひらいてきた。
昨年はSampoemを通して詩の国イランと日本の日常を交換する、『中東散歩詩』を企画・発表。
TOKYO ART RESEARCH LAB2021 スタディ1 の展示にて、『詩の傘』を置く。
のどをふるわせること、声を響かせること、ぽとりと言葉が世界に生まれ落ちること、をこれからもずっとどこかでだれかが続けていってほしいと思うし、それが守られていてほしいと思うし、自分もそのための実験を開き続けたいと思う。
作曲家
1960年福井市生まれ。東京大学文学部美学芸術学科卒業。
作曲を三善晃、ピアノをゴールドベルク山根美代子、オーボエを岩崎勇に師事。室内楽からオペラまで幅広く作曲。蜷川幸雄作品をはじめとする舞台、ダンス、テレビや映画などの映像作品に数多くの音楽を提供。
主な作品として、オペラ「エレクトラ三部作」、音楽とダンスと朗読のための「四谷怪談」、音楽朗読劇「銀河鉄道の夜」、オペラ「人魚姫」など。2018年には劇団四季「恋におちたシェイクスピア」、19年森山開次の構成・振付による「HANAGO」の音楽を担当。平成30年度文化庁文化交流使に選出され、南米4ヶ国、ロンドンで自作の室内楽曲のコンサートを、ウィーンではオペラ「人魚姫」の英語版を世界初演した。
笠松泰洋 Yasuhiro Kasamatsu